フルーツキャビア(フィンガーライム)
フルーツキャビア(フィンガーライム)とは
フルーツキャビアとは、本名フィンガーライムというオーストラリア沿岸の乾燥した熱帯雨林地域原産の柑橘です。
キャビアライム、ブッシュキャビア、ブッシュライムとも呼ばれ、赤・ピンク・緑・紫・白などたくさんの色と大小様々な大きなで品種が多く、全部で200種類以上あるといわれています。
フルーツキャビア(フィンガーライム)について
フルーツキャビアの大きさは、だいたい長さ4~8cmの縦長のものが多く、表皮の肌は柑橘らしく、ライムなどと似ています。
切ってみると、果肉はサジョウが魚卵のように丸く粒状で、果実を指で抑えると、中からむにゅむにゅっと粒々の果肉が出てきます。その際果汁はほとんど出ません。
切った時にライムのようなさわやかな柑橘の香りがしますが、サジョウだけ手にとってもそれ程香りはせず、口に含んでもあまり味も感じません。
ところが、粒を噛むと中から果汁がはじけ、柔らかい酸味と香りを感じるので、お料理のアクセントにぴったりです。
作り方
【お家でも簡単フィンガーライムカルパッチョ材料】
- サーモン
- たこ
- ミント
- フィンガーライム
- 岩塩(Solt)
- オリーブオイル
2015年夏、初めての収穫
高校卒業後に家業の果樹園を継ぎ、柑橘栽培を始めて30余年。
生業にしている文旦や小夏の栽培だけでなくたくさんの柑橘類を育て今では「ブンタンマニア」を自負しています。
そんな私が新しく栽培を始めたのが
この「フルーツキャビア(フィンガーライム)」
2012年に栽培を始め、2015年の夏には初めての収穫ができました。
現在は約15種類・100本以上の樹を
栽培しています。
フルーツキャビアは実がなっているにも関わらず次から次へと花が出てくる不思議な柑橘です。
新しい経験をしながら一番いい状態を探し、花が咲いてから5ヶ月頃が収穫時期だということがわかってきました。
それ以上になってしまうと実が落ちてしまいます。
フルーツキャビアの栽培は始めたばかり。まだまだ初めてのことだらけ。毎日が新しい発見です。
新しい対策を繰り返していき経験値を増やして安定した供給ができるよう努めております。
美しく輝く、最高のひと粒
白木果樹園のフルーツキャビア(フィンガーライム)は、ハウス施設で栽培しています。
苗木を手に入れ、栽培を始めた頃は先駆者もおらず、手探り状態でした。
現在も国内の生産者はごくわずかで、市場に出ているフィンガーライムはほとんどが外国産。
国産のものは大変貴重です。
プチプチとした食感が特徴ですが、実が潰れなければ味も匂いもしないので、お料理のアクセントにぴったり!
シャンパンやカクテルに入れると、とても美しいドリンクに早変わり。
最後の仕上げに、最高の一粒を。
白木果樹園のフルーツキャビアをお使いください。