温室土佐文旦
品種は土佐文旦と同じですが、屋外ではなくハウス内で育てているため、旬も露路ものの土佐文旦と比べて2ヶ月ほど早くなります。
味わいも違っていて、濃厚でコクのある甘さと、芳醇な香りが特徴となっています。
糖度が高いので、若干の酸味も感じられるようになっています。
露路ものの土佐文旦とはまた違った美味しさを持つ温室土佐文旦ですが、現在(2026年)ではコストの上昇などの理由により、生産者が減っていて、高知県全体でも生産農家が20軒よりも少なくなってきています。
という意味では、貴重な文旦といえるかもしれません。
晩白柚(ばんぺいゆ)
マレー半島が原産地とされ、当時台湾総督府に勤務されていた熊本県出身の植物学者島田弥市氏によって台湾に輸入されました。
その後、熊本県果実試験場において試作した結果、熊本の風土、特に八代地方に適していることがわかりました。
現在では熊本県の柑橘奨励品種の一つされています。
晩白柚は上質な香りと、日持ちがいいという特徴があり、しばらく見た目と香りを楽しんだ後、食べるのが一般的です。
ゼリーや砂糖漬けなどのお菓子にも利用されています。
水晶文旦
土佐文旦と晩王紺の交雑種とされています。
果実は400 - 500グラムほどで、果肉は黄色く、甘く果汁も多いです。
命名の歴史については、昭和33年、柑橘の博士として世界的にも著名な農学者「田中長三郎」の目にとまり、「水晶文旦」という名を授かります。
昭和50年頃、高知のみかん産地として有名な、山北地区の農家が、水晶文旦の苗木を買い、栽培を始めます。
水晶文旦が寒さに弱い事を知った農家の方達は、この地で「水晶文旦のハウス栽培」を開始。生産に成功していきました。

















